居住中の自宅を高く売るコツについて！内覧時にやっておくべきことを解説

自宅を売る際に必ずしも空き家にする必要はなく、居住中のままでも売却を進めることは可能です。
しかし居住中だと内覧時にマイナスイメージを与えてしまう可能性があるため、印象を良くする工夫が必要です。
そこで今回は、居住中でも自宅を高く売るコツとして、片付け・換気・照明の3つの観点から解説します。
藤沢市や鎌倉市でマイホームの売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

居住中の自宅を高く売るコツ①：片付け

居住中の自宅を高く売るには、片付けと掃除が重要です。
自宅に住みながら売却活動をする場合、家具や家電がある状態で内覧することになります。
生活感の出すぎた家は内覧時にマイナスイメージを与えてしまい、購入を見送られるケースが少なくありません。
スムーズに成約へ繋げるには、片付けと掃除を入念におこない、内覧者に好印象を残すことが大切です。

荷物は処分するかトランクルームへ

家を売り出す際は最小限の荷物だけ残し、不要なものはあらかじめ片付けておきましょう。
ここで注意したいのが、ただ隠しておくだけではいけないということです。
内覧ではクローゼットのなかもチェックされることが多いため、収納するにも綺麗に並べるなどの工夫が必要です。
不用品が多い場合は、この段階で荷物を断捨離し、本当に必要なものだけ残しておくことをおすすめします。
仕事が忙しいなどで片付けの時間がとれない場合は、トランクルームを荷物の一時保管場所として活用するのも良いでしょう。
私物が片付くだけで部屋はすっきとした印象になり、内覧者は広い範囲を確認できるため、安心して購入へ進めます。

掃除を徹底する

荷物を片付けると埃や汚れが出てくるので、掃き掃除や拭き掃除をおこないましょう。
とくに水回りは劣化や汚れが顕著に現れる場所なので、重点的に掃除することをおすすめします。
それぞれの掃除箇所は、以下のとおりです。

• キッチン：換気扇やコンロ周り、グリルの油汚れ・シンクや蛇口の水垢
• バスルーム：壁や床、天井やパッキンのカビ・水垢
• 洗面所：洗面台のカビ・汚れ・蛇口の水垢
• トイレ：カビ・汚れ

水回りはどうしてもカビや水垢が発生しやすく、そのままにしておくと内覧時に悪い印象を与えかねません。
日頃からこまめに整理整頓と掃除をおこない、急に内覧の予約が入っても対応できるようにしておきましょう。

水回りのハウスクリーニングも検討する

頑固な汚れがあるときや内覧日まで時間がある場合は、ハウスクリーニングを依頼するのも選択肢の1つです。
費用はかかりますが、プロ用の機材や洗剤、テクニックを使って、素人では落とせない汚れも綺麗にしてくれます。
早期売却を目指すには、とにかく第一印象を良くすることが大切なので、必要経費として検討してみましょう。

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居住中の自宅を高く売るコツ②：換気

掃除や片付けだけでなく、におい対策も大切なポイントです。
友人や親戚など、だれかの家にお邪魔したとき「なにかにおう」と感じた経験はございませんか？
内覧の際に生活臭がしてしまうとイメージダウンに繋がり、購入を見送られてしまう可能性があります。
生活臭は、そこに住んでいる方には気付きにくいものなので、内覧者を招き入れる前に必ず換気しましょう。

タバコやペットのにおいにも注意

自宅にペットや喫煙者がいる場合は、とくに入念な換気が必要です。
タバコやペットのにおいは、壁や天井に染み付いていることも多く、短時間の換気では取り除けない可能性があります。
普段から定期的に換気をするのはもちろん、内覧の予約が入ったら、内覧者が来る数時間前から換気しておくのがおすすめです。
ホームセンターなどに専用の消臭剤や芳香剤などもあるので、どうしてもにおいが気になるときはそれらを活用すると良いでしょう。

エアコンもにおいの原因になる

いくら換気をおこなっても不快なにおいが消えない場合は、エアコンが原因かもしれません。
エアコンの内部に埃や汚れが溜まっていると、それらをエサにカビが繁殖し、酸っぱい臭いがするようになります。
快適な室温で内覧してもらうためには、暑い夏や寒い冬はエアコンが欠かせません。
あらかじめフィルターを掃除し、綺麗な風が出るようにしておきましょう。

水回りはしっかり換気する

バスルームやトイレは湿気が溜まりやすいため、掃除だけでなく換気も入念におこないましょう。
どんなに綺麗な水回りでも、においがするだけで買主の購入意欲を下げてしまう可能性があります。
換気を効率良くおこなうためのコツは、対角線上に開口部を開放することです。
もし窓が1つしかなく十分な換気ができない場合は、サーキュレーターや扇風機を活用しましょう。
窓に向かって稼働させることで換気効率を向上させ、効率よく空気の入れ替えができます。
においは玄関に入った瞬間から感じるものなので、換気は日頃から徹底しておこなうようにしてください。

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居住中の自宅を高く売るコツ③：照明

居住中の自宅を高く売るには、照明にも工夫が必要です。
新築の一戸建てやマンションのモデルハウスは、照明をうまく利用して魅力的な空間を演出しています。
室内が暗いだけで印象が悪くなるので、ライティング効果を利用して第一印象を良くしましょう。

すべての部屋の照明をつける

内覧の際には、すべての部屋の照明をつけておきましょう。
人が集まるリビングやダイニングに限らず、バスルームやトイレなどの照明もつけておくのがおすすめです。
照明がついている部屋からついていない部屋に移動した際に、暗さが協調される可能性があるためです。
クローゼットのなかや玄関、廊下に照明器具が付いている場合も、忘れずに点灯させておきましょう。
事前にすべての照明をつけ、電球切れや故障が生じていないかチェックしておきます。

暖色系の電球に交換する

居住中の自宅を高く売るために、電球を暖色系のものに交換するのもおすすめです。
照明の色は部屋の印象を左右する効果があり、暖色系のものに変えるだけで印象アップに繋がります。
日当たりが悪く、寒々しい部屋に暖色系カラーを取り入れれば、暖かさを演出することが可能です。
なお、電球は白熱電球よりもLED電球のほうが節電に繋がるので、交換の際はLED電球をおすすめします。

間接照明を使用するのもおすすめ

部屋の雰囲気を良くするために、間接照明を取り入れるのも良いでしょう。
間接照明とは、床や天井、壁などに光を照射し、被照射面が発光しているかのように空間を演出する照明です。
ダウンライトやシーリングライトのように、床や作業面を直接照らすものではありません。
照度は低くなりますが、柔らかい印象を与えられるため、ワンランク上のおしゃれな空間に仕上がるでしょう。
また照明のグラデーションにより、空間が広く見えるのも間接照明の魅力のひとつです。

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まとめ

居住中でも自宅の売却は可能ですが、生活感が出過ぎていると、内覧者にマイナスイメージを与える可能性があります。
第一印象を良くして成約に繋げるには、片付けや掃除、換気をおこない、日頃から清潔感を保つことが大切です。
また、間接照明を利用したり暖色系の電球に交換したりして、魅力的な空間を演出すると印象アップに繋がります。
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