売主が住みながらマンション売却するメリットや成功の秘訣を解説

2023-03-28

売主が住みながらマンション売却するメリットや成功の秘訣を解説

この記事のハイライト
●住みながらマンション売却ができる理由は、中古マンションの需要が高いから
●住みながら売却するメリットは住み替えにかかる費用を節約できる点
●売却を成功させるには、内覧時の対応と新居を同時に探すのがポイント

マンションを売却する際は、わざわざ空室にしなくとも住みながら売却手続きを進めることが可能です。
この記事では、売主が住みながらマンション売却できる理由やメリット・デメリット、売却を成功させる秘訣を解説します。
藤沢市や鎌倉市でマンション売却を検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。

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売主が住みながらマンション売却できる理由とは?

売主が住みながらマンション売却できる理由とは?

マンションを売却する際は「空き家にしないと売れないのではないか」と心配になりますよね。
しかし、実際には住みながら売却することはめずらしくありません。
売主が住みながらマンション売却できる理由は、以下のとおりです。

①中古マンションの需要が高い

近年は、首都圏の中古マンションの需要が高まっています。
実際に、東日本不動産流通機構の調べによると首都圏の中古マンションの成約件数は2011年に28,871件だったのが、2021年には39,812件にまで拡大しています。
その理由は、新築マンションの供給減と販売価格の高騰が考えられるでしょう。
新築マンションはリーマンショック以降、売れ行きが伸び悩み、供給量が減少しました。
また、ロシアとウクライナの戦争により木材などの建材価格が高騰し、その影響で新築マンションの販売価格も高騰しています。
そのため、中古マンションの需要が高まり、売主が住みながらの売却でも買主は見つけやすいです。

②住みながら売りに出す方が多い

売り出し中の中古マンションや取引が成立したマンションを見ると「居住中」となっているケースは多いです。
そのため、売主が住みながらマンションを売却してもとくに不利にはなりません。
ただし、売主が住みながらマンション売却を進める際は、物件の状態を良好に保つことが求められます。
とくに、購入希望者が物件の内覧を希望した場合は、生活感が出ないように綺麗に掃除しておく必要があります。

③購入の後押しにつながるケースがある

売却する物件に住んでいる売主が内覧に立ち会うことで、購入希望者が新居での生活をイメージしやすくなり、購入の後押しにつながるケースもあります。
とくに、家具の位置や大きさは購入した後のインテリアの参考になるでしょう。
また、住みながら売却することで室内の手入れが行き届き、成約につながるケースもあります。
内覧の立会い時には、購入希望者と積極的にコミュニケーションを取ることで、売却しやすくなるでしょう。

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住みながらマンション売却するメリット・デメリットとは?

住みながらマンション売却するメリット・デメリットとは?

売主が住みながらでもマンション売却できることがわかったところで、空き家で売却する方法と比較したときのメリット・デメリットも気になりますよね。
住みながらマンション売却を進めるメリット・デメリットは、以下のとおりです。

住みながら売却するメリット

住みながらマンション売却するメリットは、以下の4つです。

  • 資金計画を立てやすい
  • 住み替えにかかる費用を節約できる
  • 内覧対応がしやすい
  • 空き家管理の手間が省ける

住みながら売却することで、売却代金を住み替え先の購入費用や引っ越し費用に充てることができ、資金計画を立てやすいメリットがあります。
また、売れるまでの仮住まい先の家賃や引っ越し費用を節約できる点も嬉しいメリットでしょう。
購入希望者が内覧に訪れた際は、売主が立ち会いやすい点もメリットです。
空き家にして売りに出した場合は、売れるまで掃除や換気などの管理をする必要があります。
仲介を依頼した不動産会社に管理を依頼することもできますが、住みながら売却したほうが清潔さを保ちやすいでしょう。
とくに、梅雨の時期は湿気が溜まりやすいため、住みながら売却したほうが劣化を防げるメリットがあります。

住みながら売却するデメリット

反対に、住みながら売却するデメリットは以下の4つです。

  • 生活感が出てしまう
  • スケジュール調整が大変
  • 内覧のたびに掃除しなければならない
  • プライバシー確保に気を遣う

住みながら売却するとなると、どうしても生活感が出てしまうため、マイナスイメージになる恐れがあります。
また、内覧のたびにスケジュール調整をしなければならないため、仕事が忙しい方は大変でしょう。
とくに、内覧希望日は土日を指定されることが多いため、せっかくの休日でも自宅でゆっくり休めないデメリットがあります。
内覧の予定が入るたびに、自宅を掃除して出迎えなければならない点もデメリットでしょう。
思春期の子どもがいる方は、プライバシー確保に気を遣う点もデメリットです。
内覧は必須ではないため、拒否することも可能です。
しかし、内覧希望者にはできるだけ物件を案内したほうがマンション売却の成約につながります。
プライバシー確保については、内覧できる範囲を制限したり、内覧対応が可能な時間を条件として設けたりすることで対処できます。

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住みながらマンション売却を成功させるコツとは?

住みながらマンション売却を成功させるコツとは?

では実際に、住みながらマンション売却を成功させるためには、何に気を配れば良いのか気になるところでしょう。
売主が住みながらマンション売却を成功させるポイントは、以下の3つです。

①新居を同時に探す

住みながらマンション売却を進める際は、新居も同時並行で探すのが成功の秘訣です。
もしも売却後に新居を探すとなると、良い物件が見つからなかった場合に仮住まい先に引っ越す費用や家賃がかかってしまいます。
また、新居の購入を焦ってしまい、妥協して後悔する可能性もあるでしょう。
そのため、売却活動と並行して新居を探すことをおすすめします。
売買契約を結ぶにも、買主と交渉して新居に引っ越すスケジュールを考慮した引き渡し日を設定すると良いでしょう。

②内覧時に魅力をアピールする

内覧に立ち会う際は、実際に住んでいる売主にしかわからない魅力を積極的にアピールしましょう。
たとえば、ファミリー向けのマンションの場合は学校の情報や値段の安いスーパーマーケットなどの情報を購入希望者に伝えると好印象です。
ただし、購入希望者によってはマイペースに物件をチェックしたい方もいるので、聞かれたら答える程度で良いでしょう。
また、日当たりの良い時間帯に内覧を受付するのも物件がきれいに見えて成約率が上がるためポイントです。
内覧の予定が入ったときは、部屋をきれいに掃除し、におい対策もおこないましょう。
とくにキッチンや浴室などの水回りは、よく見られる箇所のため、入念に掃除しておくことをおすすめします。

③整理整頓をしておく

住みながらマンション売却をする際は、早めに不用品を処分しておくことで掃除や引っ越しがスムーズに進みます。
また、日頃から整理整頓をしておくことで部屋が広く見えて、売却が成立しやすくなります。
とくに、小さい子どもがいる場合は、出し入れのしやすい収納ボックスなどにおむつやおもちゃを入れておくことで部屋がスッキリ片付くでしょう。
生活感が出てしまう日用品や雑貨などは目隠しをしておくのもおすすめです。
普段使用しないが場所を取ってしまうゴルフクラブなどのレジャー用品は、トランクルームや実家に預けるなどの対策も成功のコツです。
住みながらでもなるべく物を減らして、部屋が広く魅力的に見えるように工夫しましょう。

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まとめ

近年は、中古マンションの需要が高いため、住みながらでもマンション売却は可能です。
住みながら売却すると、仮住まい先の家賃や引っ越し費用を節約できるメリットがあります。
住みながらマンション売却を成功させるためには、内覧時の対応と新居を同時に探すのがポイントです。
藤沢市の不動産売却なら「リエルホーム」へ。
藤沢市の売却だけではなく鎌倉市も対応可能で、早期に売却を検討のお客様向けに先行リフォームもご用意しています。
お客様の要望に真摯に対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。

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